Androidの低速充電を解除する方法|急に遅い原因と対処法

Androidスマートフォンの低速充電の原因(ケーブルやアダプタの不良、本体設定)と、それを解除するための解決手順(対応機器の使用や設定の変更)を分かりやすく図解したアイキャッチ画像。

こんにちは。電波のトリセツ+、運営者の「yuu」です。

Androidスマホに「低速充電中」と表示されたり、充電しているのに残量がなかなか増えなかったりすると、設定で解除できないか探したくなりますよね。

低速充電は、専用の設定をオフにすれば必ず解除できるものではありません。まずは壁のコンセントと、端末に対応した充電器・ケーブルを使い、充電中の操作を止めて本体を冷まします。それでも遅い場合に、USB端子や機種別の充電設定を確認するのが安全です。

最初に試す順番

  1. PCや車のUSB端子ではなく、壁のコンセントから充電する
  2. 端末に対応した別の充電器・ケーブルで試す
  3. ゲームや動画を止め、本体が熱い場合は充電を外して冷ます
  4. USB端子の水分・ゴミ・損傷を目で確認する
  5. 80%や90%で止まる場合だけ、バッテリー保護設定を確認する
でんぱる

低速充電って、設定をオフにすれば解除できるの?

yuu

充電器やケーブル、熱が原因のことも多いよ。安全な順番で切り分けよう。

目次

Androidの低速充電を解除するために試すこと

原因を一度に決めつけず、元に戻しやすく安全な項目から確認します。途中で改善したら、それ以降の設定変更は必要ありません。

Androidスマホの充電が遅い原因を充電器・設定・本体の熱に分けた図
低速充電は充電機器・端末の状態・熱の3方向から確認します

低速充電は共通の「低速モード」とは限らない

Androidにはメーカーごとの機能が加えられているため、すべての機種に共通する「低速充電を解除」というスイッチはありません。「低速充電中」という表示は、現在の充電器やケーブルから受け取れる電力が少ないときや、本体を守る制御が働いているときなどに出ます。

通知だけを消しても、充電速度は上がりません。また、バッテリーセーバーは端末の消費電力を抑える機能であり、低速充電を解除する共通設定ではありません。

スクロールできます
症状最初に確認する場所考え方
接続直後から低速充電と表示コンセント・充電器・ケーブル電力不足や規格の不一致を切り分ける
充電しながら残量が減る充電中の操作と接続状態消費電力が充電量を上回っている、または接触が不安定な可能性
80%や90%から増えないバッテリー保護設定故障ではなく、上限設定や充電制御の可能性
本体が熱い利用中のアプリと周囲の温度安全のため充電速度が抑えられることがある
水分・異臭・焦げ跡があるUSB端子とケーブル充電を中止し、メーカーへ相談する

充電器とケーブルを1つずつ切り分ける

最初は、電源の取り方を変えます。PC、車、USBハブの端子は、壁のコンセントにつないだ電源アダプターより供給できる電力が少ない場合があります。

  1. 壁のコンセントへ電源アダプターを直接つなぐ
  2. 端末の付属品、メーカー推奨品、または対応規格を確認できる充電器とケーブルを使う
  3. 正常に使える別のケーブルへ交換し、改善するか確認する
  4. 改善しなければ電源アダプターも交換し、同じ条件で試す

必要な出力や急速充電規格は機種によって違います。「Androidなら何W以上」と一律に決めず、端末の製品仕様でUSB PDやPPSなどの対応条件を確認してください。ケーブルの見た目が同じUSB Type-Cでも、対応する電力は同じとは限りません。

Androidの低速充電につながるケーブルの劣化・充電器の出力不足・端子の汚れを示す図
別の正常な機器へ1つずつ交換すると原因を切り分けやすくなります

Galaxyでは、充電しながら動画やゲームを使うと発熱防止のため充電が遅くなることや、急速充電の設定確認がSamsung公式「充電に関するヒント」で案内されています。

本体を冷まし、充電中の操作を止める

ゲーム、動画視聴、ビデオ通話、テザリングなどを続けながら充電すると、端末が電力を消費するうえに熱も持ちやすくなります。画面を消してアプリの使用を止め、本体が熱い場合は一度ケーブルを外してください。

Androidスマホを操作しながら充電すると発熱により充電が遅くなることを示す図
本体が熱いときは充電と操作を止め、直射日光を避けて自然に冷まします

冷蔵庫、保冷剤、冷たい風で急に冷やすと結露の原因になるため避けます。直射日光の当たらない風通しのよい場所で、自然に温度が下がるのを待ちましょう。

USB端子の水分・ゴミ・損傷を確認する

充電マークがついたり消えたりする場合は、ケーブルを外して電源を切り、USB端子とケーブルの先端を明るい場所で確認します。

  • 水分がある場合:充電せず、室温の場所で乾かす
  • 見えるゴミがある場合:端子を下に向け、手で軽くたたく
  • 焦げ・溶け・腐食・変形がある場合:使用を中止してメーカーへ相談する

端子の中へ爪楊枝、SIMピン、ピンセットなどを入れないでください。接点を傷つけたり、ショートさせたりするおそれがあります。洗浄液も使用せず、取れないゴミはメーカーや修理窓口へ相談しましょう。

水分やゴミの警告が出たときの安全な確認方法は、Google Pixel公式のUSB端子トラブル対処でも確認できます。画面名はPixel向けですが、端子へ物を入れず、濡れている間は充電しないという安全上の注意は参考になります。

機種別の充電設定と直らない場合の判断

充電器・ケーブル・熱・端子を確認しても改善しない場合は、機種固有の設定を見ます。設定名や階層は、機種とAndroidのバージョンによって変わります。

でんぱる

80%で止まるなら、故障じゃないこともある?

yuu

あるよ。充電上限や保護機能がオンになっていないか確認しよう。

80%や90%で止まるなら保護設定を確認する

バッテリーを長持ちさせるため、一定の残量で充電を止めたり、満充電になる時刻を調整したりする機能があります。残量が設定した上限で毎回止まる場合は、故障と決めつける前に次の項目を確認してください。

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メーカー確認する機能設定場所の例
Google Pixel充電の最適化/アダプティブ充電/80%に制限設定 → バッテリー → バッテリー ヘルス → 充電の最適化
Galaxyバッテリー保護/急速充電設定 → バッテリー → バッテリー保護または充電設定
Xperiaいたわり充電設定 → バッテリー → いたわり充電
AQUOSインテリジェントチャージ設定 → バッテリー → インテリジェントチャージ

上記は対応機種での代表例です。項目が見つからない場合は、設定画面の検索欄で「充電」「バッテリー保護」と検索し、それでも表示されなければ端末の取扱説明書を確認してください。

急いで100%まで充電したいときは、保護機能を一時的に変更できます。ただし、0%付近から充電が遅い、接続直後から低速充電と表示されるといった症状は、保護設定ではなく充電器・ケーブル・熱・端子が原因の可能性があります。

80%で止まる仕組みやメーカーごとの設定を詳しく知りたい場合は、Androidの充電を80%で停止する設定と理由も参考にしてください。

Galaxyは急速充電のスイッチも確認する

Galaxyの対応機種では、「設定」→「バッテリー」→「充電設定」から「急速充電」をオンにできます。古いソフトウェアでは「バッテリーとデバイスケア」や「その他のバッテリー設定」に入っている場合があります。

この項目はすべてのAndroidにあるわけではありません。Pixel、Xperia、AQUOSなどで同じ名前のスイッチを探し続けず、設定に見当たらなければ充電器とケーブルの対応条件へ戻りましょう。

再起動と更新後も遅い場合は故障を切り分ける

一時的なシステム不調を除くため、スマホを再起動し、利用できるシステムアップデートがあれば適用します。その後、正常に使える対応充電器とケーブルをつなぎ、画面を消した状態で残量が増えるか確認してください。

  • 別の対応充電器とケーブルでも同じ症状が出る
  • ケーブルの角度によって充電がついたり消えたりする
  • 電源を切って充電しても残量が増えない
  • 水分警告が消えない、または繰り返し表示される
  • 本体やケーブルが触れないほど熱い、異臭・膨らみ・焦げ跡がある

これらに当てはまる場合は、充電を続けず、端末メーカーや購入店、契約している通信会社の修理窓口へ相談してください。低速充電だけを理由に、先に初期化する必要はありません。

Androidの低速充電を解除する方法まとめ

「低速充電中」と表示されたら、最初に設定を変えるのではなく、充電器とケーブルを1つずつ切り分けます。

  • 壁のコンセントと、端末に対応した充電器・ケーブルを使う
  • 本体が熱いときは操作と充電を止め、自然に冷ます
  • USB端子へ物を入れず、水分・ゴミ・損傷を目で確認する
  • 80%や90%で止まるときだけ、機種別の保護設定を確認する

正常な充電器とケーブルへ替えても改善せず、接触不良や異常な発熱がある場合は、無理に使い続けず修理相談へ進みましょう。

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